普段YouTubeの動画をダウンロードする際に使っていたコードを使ってvimeoの動画をダウンロードしようとしたらエラーが起きた。
だが幸運なことにすぐに対処法が分かった。
なので事なきを得たのだが、今回のエントリーはその備忘録である。
以下が、普段と同じコードを実行して返ってきたエラーメッセージ。
The error message suggests we should use –list-formats to see available formats for this Vimeo video. Let’s run yt-dlp with this option to get the format information.
DeepLと通して日本語に訳すると以下。
エラーメッセージによると、このVimeoビデオで利用可能なフォーマットを見るには、-list-formatsを使うべきだということです。このオプションをつけてyt-dlpを実行し、フォーマット情報を取得してみましょう。
そこで、下記内容のように対象の動画URLを添えたコードを実行した。
yt-dlp –list-formats “https://vimeo.com/10桁のvimeo特有の動画識別番号”
すると一覧で多種類の品質のビデオが羅列された。
更にどうすればいいか?
プログラムの実行には、『ターミナル』ではなく『Warp』というアプリを使っているのだがWarpが示唆してきた。
つまり、お望みの答えは下記のコードを実行することであった。
yt-dlp -f “hls-akfire_interconnect_quic-1357+hls-akfire_interconnect_quic-audio-high-日本語” “https://vimeo.com/10桁のvimeo特有の動画識別番号”
上記でダウンロードできた。ただしダウンロード先を指定するコードが含まれていなかったため、動画データはユーザー名のフォルダ下に保存されていた。
保存される場所さえ分かっていれば良しとする。
編集後記
今回掲載したスクリーンショットの内容はWarpというアプリである。
Mac標準アプリに『ターミナル』というプログラムを実行するのに使うアプリがあるが、それと同じ役割を果たすアプリである。
そしてWarpには標準搭載されているターミナルにはないタブ機能があり、更に過去に実行したコードを自動入力してくれる示唆機能がある。
つまり、タブを閉じない限り1文字2文字打てば勝手に直近のコードを自動表示してくれる。
「アンタの入力したい呪文はコレだろう?」
と気を利かせてくれるわけだ。
プログラミングに疎い者としてはとりあえず望んだ処理をしてくれれば良いわけで。
無能は過去に成功した呪文(コードや手順のことね)をコピペして実行している。
同じコードをすぐに使える機能があるWarpはタブ機能があるので用途ごとにタブ分けしている。
無能は複数のタブをWarpの画面に残しており、1タブ1用途という方法で日常のプログラミング処理を実行している。
おそらくvimeoから動画をダウンロードする頻度は少ないだろう。
なので今回の呪文は常にタブ表示に残すことはせずに必要とあらば当記事に戻ってくることにする。